全国的には、ほとんどが歌舞伎系の舞台なのに対し、徳島県内のものは太夫座のついた人形芝居系であるという特徴もあります。
まさしく、「劇場王国とくしま」なのです!!
その中でも、那賀川流域など「四国の右下」には、特に多くの農村舞台が残っています。
県内の農村舞台は、江戸時代から明治時代にかけて人形浄瑠璃をはじめとした芸能を鑑賞するだけでなく、自分たちも楽しむため、村人が協力して、村の共有地である神社の境内に建てられました。
寄り合いの場や祭りの宴会場、だんじりの保管倉庫など、地域において様々な用途で使われてきた農村舞台。
僕の住んでいた氏神さんにもあり、新しく別に集会所が出来るまでは、祭りの太鼓や鐘、鼓の練習に使っていたことや、境内で弟と野球をして、バックスクリーンがわりに使ったことなど、覚えています。
地域に根付いた文化遺産、それが農村舞台です。
今日は、ちょっと文化系(?)な、kobuta-no-oyajiでした。
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