2010年12月28日

寒なりました。

はやいもんで今年も残りわずかです。

へとろいき暑かった夏の名残か、ぬくい日が多かった四国の右下も、よう

やく冬らしくなってきました。

この前の休日ようやく暖房器具を出しました。



この間はうちの家のあたりでも霜が降りてました。

大晦日ごろは寒波がきて四国の右下でも雪が舞うかもしれません。

寒い正月になりそうですうね。

さて今回の書き込みで、SHIの本年の書き込みは終了の予定です。

つたない文章を読んでいただいた皆様、コメントをよせいて頂いた皆様、

本年はお世話になりました。

来年も、四国の右下の生活臭が漂う書き込みをして参りますのでよろし

くお願いします。


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2010年12月27日

ハス

皆さんクリスマスはいかがお過ごしでしたか。

SHIはケーキもシャンパンも当然プレゼントもない、いつもどおりの色気

のないクリスマス。

24日夜に準備をし、25日未明から8人の仲間で伊島に釣りに行ってまし

た。

伊島の渡礁ルールは早い者勝ち。

我々は4時半頃には磯に到着し、日の出まで約2時間半の放置プレイ。

寒うて寝られへんし、退屈。退屈地獄じゃ。

上がった磯は鯛バエ。ええ磯です。



西と





西に釣り座を構えるが、真正面から強風をまともに受けるのと、波が道具を

流しそうになるんで東で同行者と並んで竿を出させてもらう。

今シーズンまともにグレを釣っとらんSHIとしては、スランプ脱出したい

ところ。

なんとか35センチ前後のグレを6匹しとめた。

鯛バエでの釣果としてはやや寂しい気もするが、何とかスランプ脱出に成功。

おまけにこんなんも釣れた。



35センチぐらいのハス。標準和名はイシダイ。海部郡の方ではコウロウ。

SHIはしょっちゅう磯に行くけんど、上物師やけんサンバソウサイズし

か釣ったことがない。

対して底物師は大型のハスを目指して、夏場灼熱の磯に足繁くかよう。

ハスは磯の王者とも言われます。

マンガ「釣りキチ三平」に出てくるキャラクター魚紳さんのエピソードに

ハスが出てくる話があるんやけど、これはSHIと同世代の釣り師には、

知らんやつはおらんと思う。

多くの釣り少年のあこがれの魚。大型は70センチくらいになります。

んで、このハス、型のわりにでっぷりとよう肥えとった。

家にもんて、例によって男の料理をする。

ちょっとお疲れなんで、半身だけ適当に刺身にし、残りは取り置いた。




船瀬温泉に身体を温めに行ったのち食すことに。

歯ごたえがあって美味い。

残りの半身はどないしたか、オカンに聞くと煮付けにしておおかた食うたらしい。

しゃーないけん、アラを突くとこれも旨い。筋肉質な身とゼラチン質のコク。

いやー美味いねー。

これから底物もやろうかいなーと思わせるうまさでした。



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2010年12月20日

スミマセン、地元ネタじゃなくて・・・

さきほど、

家に帰ると、

謎の一斗缶。


「なにこれ?」

開けてびっくり!

カキ、カキ、カキ、カキ・・・・・・





岡山の波乗り仲間からのおくりもの。


さっそく、

ナマにスダチをしぼって、ツルツル、ごくん。

あぁー、ウマッ!


次に、オーブンで焼いて、

アツアツ、ホクホク。

あぁー、シアワセ!




仲間内からご近所まで、配りまくりました。


今晩、阿南のあちこちで、

「ウマー!」の声が、

響き渡りそう。


ありがとうなー、MOGI。

こんど、波譲ります。




この日曜日、またしても四国の左下、日振島へ釣大会に行っとった。

風邪ひいて調子悪うて、どないしょうか迷たけんど、ツレとの約束もあるし

強行した。

例によって土曜日の夜中から出発。

抽選で釣り場所を決定するが、期待薄のスカクジを引く。

参加賞をもらい封をあけるとshiのんだけこんなもんが。



なんぼ寒うても、これは40のオッサンは身につけられません。

試しに身につけて、釣友に見せると完全に不審者扱い。

スカを連続でひいて、熱が出そうじゃ。

気持ちを切り替えて船に乗り込む。

あがった磯は「コダカ」という磯。

あれこれするも、結果が出ず磯替わり。

「門」と言う磯に替わった。



足下が4畳半ほどフラットで楽ちんな磯。けんど、ここでも結果は出そう

にないので、迎えの船がくる1時間半まえに釣りを辞め、昼寝を決め込む

ことにした。

ごろりと横になって、周りの景色に目をやると、大迫力の景色がありまし

た。



おそらくこれが、「門」という名前の由来なんだろな。

自然の力の偉大さと悠久の時の流れを感じずにいられません。

四国の右下にも、カベヘラ、通り岩、ホリモンなど自然の造形による、素

晴らしい景観が無数にありますが、一般には余り知られてません。また海

の上からでないと見ることが出来ないのがほとんどです。

 こういう景色を間近に見られることは、磯釣り師の特権かもなあ。釣り

だけに没頭するだけでなしに、たまには風景を楽しむぐらいの余裕がいる

んかもな。

 磯のうえでウトウトしながらそんなことを思いました。





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2010年12月17日

アイノバリ

タカベが食べたいとの要望があったんで、阿南のスーパーとかにないかなあ

って思って物色しとったんやけどおいてなかった。かわりにこれがようけあ

った。



アイノバリ。

標準和名はアイゴ。

ようけ獲れたんかしらん、10センチぐらいのんから30センチぐらいのん

まで色んなサイズのやつがようけおいてあった。

干物だけでなしに、ぶえんもようけおいてあった。

アイノバリは四国の右下では準メジャーな魚。

徳島県釣連盟の対象魚にもなってます。

少々磯臭いけんど、干物にしたらそれがええ味のアクセントになります。

トゲに毒があって刺されたら痛いらしい。

釣友はクーラーに入れて持っていんだところ、嫁はんが知らんと触って刺さ

れてしもて大変な事になったらしい。

それ以来、釣友の家ではアイノバリは出入り禁止だそうです。

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2010年12月14日

季節はずれ



2週続けて日曜日、徳島県釣連盟のグレ釣り大会で牟岐に行っとった。

選手ではなしに運営スタッフとしての参加。

選手が技を競い合っている間、時間が空くことになります。

先週の日曜日は、することもなく、港をプラプラしていると、子供がウキ釣りで

次々とキスゴを釣り上げてます。

連盟役員7、8人、で子供を取り囲んで、あーだ、こーだ。

「へえーこんな時期に釣れるんじゃ。」

「しかも刺しエサはオキアミでーか。」

突然オッサンに取り囲まれ、少年の顔がこわばるが、なかなかの腕前です。

でも、専門に狙うたら、もっと釣れるんちゃうか。

ほんで、今週の日曜日はキスゴ用の仕掛けとゴカイを忍ばせていった。
 
ツレが、「キスゴ釣ったらくれ。」と言う。

「あっかだ。イサギ釣ったらほれと交換したるわ。」

としぶしぶ約束した。

選手を送り出した後、釣り始め30匹弱ほど釣った。

磯から帰ってきたツレが「イサギと交換じゃ」といって、30センチほどの

イサギをShiのクーラーに放り込むと、キスゴを2/3ほど自分のクーラ

ーにぶんどっていった。

「おいおい、とりすぎじゃー」と思うたけんど、まあよしとした。

あてが一品増えるけんね。

もってかえって、イサギは塩焼き、キスゴは天ぷらにした。





 イサギもキスゴの夏の魚。旬を外しとうけんど両方ともまあまあいけました。

 ただ、夏の魚が冬になってまで釣れるんは少々不安ではあります。



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2010年12月13日

サイクルトレインがやってきた

 土曜日、サイクルトレインがJR牟岐駅にやってきた。



 カラフルなウェアに身を包んだ参加者が続々と下りてきた。







 選手の皆さんは、「まぜのおか」と竹ヶ島へ向かいました。

 ほういや、最近運動してないなあ。

 運動せないかんなあ。


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2010年12月9日


阿南のスーパーで見つけてこうてもた。

「いそもん」

「ポケモン」でのうて「いそもん」

正式な名前はようわからんけど、磯におる巻き貝。

shiのお気に入りのあてベスト10には必ずランクインすると思います。

貝言うたら、さざえ、あわびが美味い高級な貝として認知度が高いですが、

Shiは「いそもん」がいっちゃん美味いと思ってます。

ほんまは初夏の食いモンです。

ガキの時、初夏の潮時(大潮の干潮時ね)は、海士だったじいちゃんにつ

いて近所の磯へ「いそもん」ひらいに行ったもんです。

今は数がだいぶん減ってしまいましたし、気軽にひらいに行ける存在でな

くなりました。

近所の磯の風景は今も昔もかわらんけんど、「いそもん」は遠い存在にな

りました。

「いそもん」は塩ゆでにして食べますが、うちの家ではどういう訳か番茶

の葉っぱと一緒に茹でてました。



 ざるにあけると、自然に冷えるのをまった後に、つまようじでイジイジ

します。

クルリとうまくとれたら、口にほおりこむ。磯の香りと貝のうま味が口に

拡がる幸せな瞬間です。



 うちの家族、親戚ではマヨネーズをつけて食べる。これはShiがガキの

時、ふざけ半分でしたんがきっかけ。磯の香りと貝の甘さ、わたの風味を、

マヨネーズの酸味とコクが包み込む、なんともいえん癖になるうまさ。

今となっては「いそもん」にマヨネーズは定番中の定番となっています。

さて、買うてきた「いそもん」小粒なうえに、身が貝の奥へへっこんでし

もて、とりだすんに一苦労。やっぱ夏に、大粒のプリッとしたヤツを食いた

いのー。

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2010年12月7日

新駅長

宍喰駅に新駅長就任。







イセエビの「あさちゃん」と「てつちゃん」

イセエビ駅長です。

写真を撮ってきたんでブログに載せるというと、周りの人に半笑いで

「あかんっ」ていわれた。

何でって聞くと、

「どーせ、駅長さばいて刺身にして酒の横において写真撮るんだろ。

駅長食うたらあかんわ(笑)。」

さすがにshiでもそんなことはしません。それは犯罪です(笑)。

でも、最近のブログネタのパターンを完全に読まれてもうてます。

まあでも「美味すぎる駅長」の誕生です。



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2010年12月5日

海の紅葉

紅葉の名所は、

もう終わったみたいだけど、

こんな紅葉が残ってます。



中林漁港の旧い防潮堤。

ツタの葉っぱが、

きれいなグラデーションを描いてます。



まるで、

何かを求めるように、

意識が存在するように。


シシエビ

スーパーで売りよって思わず買うてまいました。



シシエビ。

これって、四国の右下でも阿南の方は売ってないし、あんまり食べよらんの

よね。

標準和名は、おそらくミノエビ。


わりと深いところにおるエビらしい。


焼いて食おうと思うて買うたけんど、ネットで調べると生がうまいっちゅうんで、

1匹だけ生で食うた。

確かに美味い。

残りは焼いた。





殻からごっついええにおいがする。

ちょっと塩が勝ちすぎてもうた。

まあ、ちょっと塩っ辛あになってもうたが、その分ビールがすすみます。

うまいねーシシエビ。





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2010年12月1日

たったひとりで、

先週、仕事の帰り道。

東の空に、

でっかい月が見えました。


誘われるように、

回り道した、

中林ビーチ。


ぼくにとっては、

月の名所、ナンバー1です。


案の定、

銀色に輝く月と、

海に映える、月の道。





2010年11月29日

旭若松

んで、美波町からの釣りの帰り、寄り道して鷲敷へ旭若松を買いに行った。



那賀酒造さんにつくと、先客がおり、酒粕について何か話し込んでいた。

入り口付近で物色をしていると、店主らしき方に

「今でしたら、原酒がおすすめですよ。奥の冷蔵庫にあるんで見ていって

ください」

と声をかけていただく。

目の前に魅惑の光景が広がった。

樽から出した西暦ごとに整然と陳列されていた。

糀と掛け米の種類も表示されとる。

うーん。どれにしようか迷うなあ。

Shiは買い物するときは、基本ほとんど迷いません。

最初っから買うもん決まっとうことが多いし、多少迷っても「えいやっ」

で即決です。

けんど、これは迷うわー。糀、掛米の種類で味がどない変わるんだろう。

そんなshiに店主も丁寧に説明してくれます。

「試飲してもろたら、一番ようわかるんやけど・・。車やもんなあ」

頭の中に「全種類1本づつくれい。」 と男前な台詞もよぎるが、

まだ飲んだこともないのに、それは作り手に失礼なような気がして言葉を

飲み込んだ。

まあ、こんなに丁寧に説明してくれる店主が作る酒。不味いわけないよな

あ。





結局2010年のタイプが違うものを2本選んだ。

決まってしまうと、すぐに飲みたくなり、家路を急いだ。

釣り道具の片付けをし、肴の下ごしらえをしてから船瀬温泉へ身を清めに

行った。



温泉から帰って、本日の肴「ゴマサバの塩焼きとしめ鯖」を完成させた。

しめ鯖は酢がほとんど入ってないが、もう辛抱できんのでほとんど刺身状

態で食うことした。



湯飲みに2種類の酒を注ぐと、どちらともかなり黄色みがかった色。

口にふくむと、芳香が鼻に抜け、豊潤な味わいが口に拡がります。

いや豊潤というよりは、重厚な味わいといった方が近いかも。

しっかり、どっしりとした味です。赤ワインでいうところのフルボディの

ような感じ。

Shiの作る稚拙な肴の味も受け入れてくれる、奥の深さを感じます。

買うてきた、2種類も飲み比べたが、違いはあるものの、うまく表現しき

らん。

飲めば、飲むほどようわからんようになってきた。

ええい、無粋な講釈はもうええわ。

とにかく両方ともうまい。

久しぶりに良い出会いとなりました。

また買いに行こうっと。




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2010年11月28日

上の黒ハエ

土曜日、仕事関係の仲間の釣り大会が美波町の磯で開催されShiも参戦した。

この大会ルールがユニークで、23センチ以上の魚の総重量で競われるんや

けど、魚種の規定は無し。

ただし、「きちんと持ち帰って食べること」が義務付けられている。

従ってサンノジあたりを計量持ち込むと、「ちゃんと食えーよ」と言われる

ことになる。

で、shiが上がったのは上の黒ハエ。



岸の方を見ると、南阿波サンラインの高架橋が見える。



上の黒ハエは磯際からドン深で、あまり好みの釣り場ではないが、辛抱して釣る。

磯際でかなりの大物をかけるが、もちょっとというところでラインがとんでもうた。

少々へこむが、気を取り直して沖を釣る。

30センチ程度のゴマサバが一時入れ食いになるが、それも間もなく終了。



状況をうまく克服できず、納竿となった。

港に戻ると、やっぱり釣っとる人は釣っとるねー。

まだまだ、修行が足らんなと思った釣行でした。


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2010年11月25日

タカベ

 最近、魚の話をしよったら

「話ばっかりで、ものが届かんでないか。」

 と言われた。

 いかん、このままだと口だけ番長じゃー。

 夜に、エギをしゃくりに行くが寒い思いをしただけで、不発。

 家にいんで、冷蔵庫を開けるとタカベの干物がようけあった。

 姉ちゃんところに、ようけ届いたらしく、干物にして持ってきてくれたらしい。
 



 しゃーない。こいつを持って行こう。
 
 タカベは磯釣りの外道で、釣り人のほとんどはリリースし持って帰りません。

 魚屋の店頭にもあまり並ばんでしょうね。

 でも食ってみると、脂がのって割と美味いんですよ。

 お勧めは焼き魚かフライですね。




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2010年11月24日



んでもって、ひっさびさに包丁を握って、獲物を料理する。

取りあえず、ウマヅラとイサギを酒のあてにすることにした。

ウマヅラはウマヅラハギってちゃんとした名前があるんやけど、

だいたい「ウマヅラ」「ウマハゲ」「ウマ」って省略される。

釣り人は「ウマヅラ」や「丸ハゲ」が釣れると、

「なんなぁー、ハゲかぁ」

と妙に大げさに残念がるが、大半は丁寧にクーラーに入れて持ち

帰る。

さばくん簡単やし、うまいけんねえ。



さてこの「ウマヅラ」時間をおくと内臓がやや臭い。

内臓に割かんように取り出し、丁寧に洗う。

キモも丁寧に取り出した。

あとは、皮を手でひん剥いて、下処理終わり。

イサギも鱗と内臓をとった。



3枚におろして、サクとりをする。

「ウマズラ」と「イサギ」のサク1本わてを刺身にし、

残りは冷蔵庫にしまった。

柳刃包丁をもっとらんので、出刃で刺身にする。



刺身というより、ぶつ切りじゃなこれは。

ほんでもって完成。



あわせるお酒はやっぱり日本酒。

最近、焼酎がブームやけど、刺身にはポン酒ですよポン酒。

刺身で酒を飲みながら、その日の釣りを振り返る。

ああしとったらよかったんかな、こうしとったらよかったんかなと、

下手な策が頭をよぎる。これも釣りの楽しみです



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2010年11月23日

紅葉狩り

日曜日に高の瀬峡に出かけた。
目的地に着くまでの風景も印象深かった。