BBQの合間には、参加者有志のミニライブがありました。
地元の女性たちによる胡弓の演奏。
自然の中で聴く胡弓の音色は格別でした。
それにしても、那賀の人たちのよく飲むこと。
しかも、陽気に飲む姿が見てても気持ちいい。
最前列で、手拍子打ちながら、
寝ちゃってるおじいさん二人組。
寝てても、手拍子は忘れないところが、すごい。
イベントが始まったときは、
知り合いが少なくて、
居場所がなかったけど、
数十分もするうちに、
いろんな人が話しかけてくれて、
なんかうれしかった。
実は、人見知りするタイプなんで、
人の多いイベントは、
かえって寂しさが募って苦手な俺ですが、
那賀の人の屈託のないやさしさが、
心を解きほぐしてくれたようです。
熱心にアメゴを見つめるこの少年。
いつも俺にくっついてきて。
名前聞くの忘れた。
また、会えるよな。
地下足袋王子は、
「泊まっていけ。」って言ってくれたけど、
明日は海行かなきゃ。
心の中で、
「ありがとうございます。」
「次いつ来るん?」
「そのうちな。」と俺。
「来週?」
「さあ。でも、きっと来るわ。」
帰り道、
195号のワインディングを、
飛んでるような、漂っているような、
あいまいな感覚。
ふと、道路に垂れ下がった、
藤の花の、
強烈な甘い匂いが、
風を切るヘルメットの中を
満たした瞬間。
桃源郷から抜け出して、
夢から覚めた気がしました。
2 件のコメント:
>那賀の人たちのよく飲むこと
那賀町の人がすべてよく飲むのではありません。山師もしくは山師だった人がよく飲むのです。
山師は林業全盛期には、何日も山に入り、山小屋で寝泊りしていた。
仕事が終わってすることといえば、飲むことと、博打しかなかった^^;
ま、確かにそうですよね。
それにしても、皆さん楽しそうに飲んでました。
酒が飲めない俺はうらやましかったです。
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