2009年3月16日

街の表情

普段、何気に通り過ぎているだけの街並み。

昔から慣れ親しんでいる風景。


見方を変えてみると、いろんな表情を見せてくれます。



例えば、地元の歴史に詳しい人と一緒に歩きながら、

いろんな「ものがたり」を聴く。



例えば、なにか懐かしいものを探しながら、歩く。

駄菓子屋さんで

見つけた、

ばら売り用の

お菓子のケース。

残ってるんですよね。

しかも現役。







例えば、何かおしゃれなものを探して、歩く。



なんの変哲もない、

古い家が、

まるで、ヨーロッパの街角に

見えてくる。




ヨーロッパ行ったことないけど。










子供のころ、

遊び場だった、

狭い路地。

夕暮れ、

わけもなく、怖くなって、

走って帰った路地。

日和佐では「あわい」って

言うんだそうです。








そうやって、いろんなものに想いをはせて、

歩く街並み。

ハウステンボスみたいなテーマパークじゃない、

本物の生活が息づく街並み。



すごく懐かしくて、すばらしいものを見つけた気がして、

誰にも知られず、そっとしておきたい気持ちと、

この気持ちに共感してくれる、あの人にだけは、

知らせたい気持ち。



日和佐の街では、いよいよ「ウェルかめ」の

ロケハンがはじまりました。

どんな、「ものがたり」が生まれるのか?

どんな「街」に描かれるのか?


3 件のコメント:

minami さんのコメント...

味のある素敵な写真と文章に癒されますね。時々お邪魔します。

ウェルかめ@minami さんのコメント...

味があって懐かしさを覚える写真ですね。
見過ごしている風景の中にも素敵なところはいっぱいありますね。

surfrider さんのコメント...

県南部の魅力を少しでも多くの方々に伝えたいとメンバー一同楽しみながら頑張っています。ごひいきに!