2009年3月23日

熱い想い

先週、再び四国の右下に来てくれた、

写真家の宮嶋康彦さんと、

海陽町の久尾という村に行ってきました。



久尾は、宍喰の山の中にある28人の小さな村。

そこより奥には民家はありません。






目的は、そこで寒茶づくりをしているおばあちゃんたちの取材です。


あいにくの雨の中、20人の生産農家のおばあちゃんたちが集まってくれました。

宮嶋さんが、ひとりのおばあちゃんに尋ねました。

「寒茶づくり、楽しいですか?」



92歳になる、そのおばあちゃんが言いました。

「お金が稼げるから楽しい。月3万円の年金暮らしだから。」



頭から冷水をかけられた気がしました。



寒茶を今より高く売るプロジェクト。

このプロジェクトには、

地域の伝統を絶やさないように、

後継者が生活の糧とできるように、

そういう想いで、参加していました。


でも、本当に考えなきゃいけないのは、

今、寒茶を生活の糧にという想いで、

頑張っている、このおばあちゃんたちのことなんだと。



なんとかしたいと思いました。

なんとかしなきゃと思いました。



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