ロックンロールな魚のことではありません。ガガネ(標準和名:カサゴ)やムラソイなどを総じてこう呼びます。岩礁地帯に生息しているのでRock(岩)なのです。ルアーフィッシングをする人がよくこう呼びますね。
日曜日、知人のSさんと阿南市内の地磯にガガネの穴釣りに出かけました。
目的地は道無き道を進み、かなりの急斜面を下りていく地元の者しか知らない穴場です。こういう場所は釣り荒れが少なく、型も数も望めます。約10年前に爆釣した事もあります。
ところが・・・、人が行かなさすぎです。
道無き道どころではなく、山の入り口はシダやカヤや灌木がビッシリで完全に道が無くなってました。必死に押し分け進み、何とか突破。山の中は快適でしたが、山頂を越えた海側は一部土砂が崩れて、かなり危ない状況でした。今回はなんとか行けたけど、ハミ(標準和名:マムシ)も出てくるだろし、危なあてもう行けんなぁ。
んで、何とか目的地に到着。そそくさと仕掛けを作ります。大きな鉛に短いハリスと釣針だけというシンプルな仕掛けで、イワシなどの切り身をエサにガガネが潜んでいそうな岩の隙間などをねらう単純な釣りです。単純だけれども、それがかえってShiの狩猟本能を刺激します。
さて釣り開始です
「バンバン入れ食いですわー」
といきたかったのですが、
しばしの沈黙。ナビゲーターのshiの脳裏を嫌なものがかすめます。ガガネの穴釣りは、簡単で勝負の早い釣りです。いたらすぐに釣れますし、釣れんちゅうことはガガネがおらんということやけんね。おらんのかぁ。
めぼしいところを探って歩くと、25㎝をなんとか1匹ゲットです。Sさんも30㎝クラスの大型をゲット。ナビゲーターShiはホッとしました。あんなに厳しいルートを連れてきて、釣れんかったら申し訳ないですからねえ。
しばらくたって、Sさんがバラシを連発。かなり大きいのが潜んでるようです。何回かのチャレンジの末、ついに水面を割って出たのは30㎝を軽く超えるムラソイ。
で、でかいっ。
水面近くまでShiが下りていって、口の中に指をつっこんでバス持ちしてランディングです。こんなでかいムラソイを見たのは初めてです。Sさんもご満足です。
この後、1匹づつ追加したところで、雨が降り出したので昼頃撤収しました。数はちょっとお寒いですが、良い型が出たのでよしとしましょう。
Rock Fishは、何に料理してもうまい魚たちですが、定番中の定番は煮魚ですな。30㎝に近いデカイやつなら刺身もええでしょうね。もちろんアラは絶対捨ててはいけません。すごく良い出汁が出るので、みそ汁の具ですね。ガガネの出汁のうまさは世界レベルで、ブイヤベースなどにも使われているようです。
早速、定番の煮付けでパクリ。
やっぱり旬の魚うまいですなー。骨の髄まで完食です。
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3 件のコメント:
ジャック・スパローの本領発揮ですね。
でも、あんまり危険なことは止めてください。
「四国の右下のジャック・スパロー」の本領発揮ですね。
でも、あんまり危険なことはやめてください。
shiが小学3年生ぐらいの時から行っていた場所でそんなに厳しい場所でなかったんですけどね。人が通らないと道はなくなるんですねー。ちょっと寂しい思いがします。
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