2009年7月2日

あわい




 「あわい(あわえ)」

 車も通れない狭い路地。


  ものの本によると、

   「間」は「あいだ」と読むが、むかしは「あわい」と読んだ。

    「あわい」とは、

     物と物との間、

      時間と時間の間、

       人と人との間、

        色と色の取り合わせ、を意味する。


  何という深い言葉。


   「時間と時間の間」って?

    「人と人の間」って?

 「あわい」に立つと、

  時間のすきまに引き込まれ、

  忘れていた昔がよみがえってくるようです。


2 件のコメント:

1218 さんのコメント...

おっ!ここからもお城が見えてますね!

お城の風景で、「あわい」が浮き上がるような効果があります。

遙か向こうに希望が覗いているようにも見え、これもひとつの「あわい」なのかもしれませんね。

ユーモレスク2 さんのコメント...

すばらしいコメントをありがとうございました。