2009年8月18日

真ん中の駅の真ん中の階

海陽町と高知県の東洋町を結ぶ阿佐海岸鉄道阿佐東線。

駅は海部駅、宍喰駅、甲浦駅の3つだけです。

今回は、その真ん中の駅、宍喰駅に行って来ました。

このブログで紹介されていた、カラフルな駅名票が前からちょっと気になっていました。



暑い夏の日の午後でした。

周辺に人気はなく、やけに立派な駅舎は少し寂しげな雰囲気を漂わせていました。

1階が改札、2階がホームになっていました。

エレベーターもありましたが、階段を選択、2階へ上がりました。

1階と2階の間に、こんな風景がありました。



田んぼや山の緑の風景、を分断している直線的な巨大なコンクリートの冷たい灰色の風景、とのコントラストがとても印象的でした。

それにこの上には線路が敷いてあって、そこを汽車が走っていると思うと、部外者立ち入り禁止区域にいるような、変なわくわく感を感じました。ここでしばらくぼけーっとしました。

2階のホームに着くと、例の駅名票は確かにありました。



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

確かに立派な駅舎ですね。線路も高架で、新幹線みたいです。そこに、風景から敢えて拒絶されたいようなデザインと色彩の建造物(駅舎)が立つ姿は、まったく「少し寂しげ」な雰囲気です。この駅に元気にする活動をやってみたくなりました。例えば、周りの風景と同じように、駅舎に樹木を画いてみることとか、1時間に1本か2本しか走らない列車の代わりに、人力で動かすトロッコを、乗りたい人が乗りたい時間に動かせるようにするとか。そういえば、トロッコ自転車だったか、レールサイクルだったか、名前は忘れましたが、自転車のペダルを踏んで動かすトロッコで観光してもらうというのをやっているところがありました。高架の線路を自転車で走ると、きっと素敵な風景が眺められるでしょうね。

タビスキー さんのコメント...

トロッコ自転車いいですね!ネットで調べたら、北海道の「トロッコ王国美深」というHPにたどり着きました。人気があるみたいですね。めちゃくちゃ楽しそうです。