とある喫茶店。
その喫茶店は、ちょっと気になるところはあるものの、味は上々との評判でした。
まだ行ったことがないという上司の希望で、久しぶりにその喫茶店を訪れ、
ランチを黙々と食していた時のことです。
隣のテーブルに面する観音開きの窓が、突風とともに、いきなりパーンと全開になりました。
次の瞬間。
飛ばされる新聞。
それを、必死に追いかける隣のテーブルのおっさん。
あざ笑うかのように、逃げる新聞。
にっこり笑いながら、カウンターの向こうで何もしようとしない女主人。
気がつくと、キラキラと宙に舞うダイアモンドダスト。
そして、突如響き渡るドヴォルザークの「新世界より」冒頭部分(隣のおっさんの携帯でした)。
一瞬のうちに、次々と繰り広げられる摩訶不思議な光景(音響効果付き)に、私と上司は、ただ茫然と見とれていました。
( イメージ画像であり、本文とは全く関係ありません)
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4 件のコメント:
凄い喫茶店ですね。まさしくシュールレアリスムですね。場所を、こっそりと教えてください。
「安くて美味しい」と評判のお店です。
これを機会に、お客さんが倍増することを心から願っています。
>にっこり笑いながら、カウンターの向こうで何もしようとしない女主人。
この女の人は魔女なんです。
ここだけの話です。
背中を冷たいものが走りました。
ここだけの話にしておいてください。
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