愛媛県の今治には「せんざんき」っていう郷土料理があります。ざっくり言うと、鶏の唐揚げ。(厳密には調理方法等でちょっと違うかも知れませんが)のことです。
コレは普通の唐揚げですが、「せんざんき」はコレよりももっと大きな肉のかたまりで揚げて、食べやすいように包丁で切って出されていたように思います。
四国の他の県では「せんざんき」という言葉はほとんど耳にすることはありません。
ところがです。
先日、北海道中標津町の居酒屋で、「たこざんき」「たれざんき」なるものをメニューに見つけました。もしやと思い注文すると「たこの唐揚げ」と「たれのかかった鶏の唐揚げ」が出てきました。その翌日、標津町で「さけざんき」も発見。
双方の店員に聞くと北海道では「ざんき」は「唐揚げ」のことで北海道では一般的な言葉らしい。
愛媛県と北海道、遠く離れた2つの地域が「ざんき」で結ばれた瞬間です。この2つの地域にどんな「ざんき」ストーリーがあったのか想像すると楽しくてしかたありません。写真を撮るのを忘れたのが残念です。
同じように遠く離れた地域で、ブレイクした商品にこいつがあります。
四国の右下はおろか本県民なら知らない者はいないと思われる、徳島製粉の「金ちゃんヌードル」です。中国四国地方や近畿地方ではそれなりに知名度はあると思いますが、地方メーカーのインスタントラーメンです。
んで、こいつはどういう訳か沖縄県でブレイク。ネットとかを見ると沖縄県では大手メーカーの商品を抑え、カップ麺=金ちゃんヌードルという図式らしいですわ。東京の観光客とかは沖縄産のカップ麺と誤解してる人も多いみたい。
これも沖縄県と徳島県でどんな「金ちゃんヌードル」ストーリーがあったのか想像すると楽しくてしかたありません。
この2つのストーリー知っている人は書き込みお願いします。
いつか、あなたの住むまちで四国の右下が突如ブレイクするかも知れませんよ。
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