はじめまして。
勝手に「四国の右下応援団長」を名乗るよそ者です。
早速ですが、一昨日、青森県の津軽地方、鯵ヶ沢という町へ行ってきました。
あの世界遺産、白神山地の入り口の一つであるとともに、
日本海の豊かな幸が水揚げされる漁港でもあります。
同じ海でも、四国の右下とは趣がまったく違う。
この鯵ヶ沢までわざわざ出かけた理由は、今、話題の「ブサかわいい秋田犬 わさお」に
会うためです。わさおがいるのは、地元名産の焼きイカ屋、菊谷商店と聞いて、
強い風が吹き抜けるなか、海辺の坂道をとぼとぼ昇っていきました。
店の脇には、イカのカーテン。あの志村けんさんも訪れたと看板に書いてありました。
店の中でイカを焼くおばさんに、わさおのいる場所を聞いたところ、
「残念だねえ、いま、わさお君はいねえよ」と、つれない返事。
お母さんと一緒に散歩中でした。
そこで、留守中のわさおの家を撮影。
この「わさおハウス」のすぐ横から、浜辺へ降りていく道が見えました。
ひょっとして、この先が散歩コースかも?と考えついてしばらく歩くと、
いたいた、わさお君がいた!
思ったよりもデカイし、歩き回りながらウーウー吼え声だかうなり声だか
わからない低く太い声を発しています。
でも、そんな様子とは違って、とっても人懐こいのがわさお君。
でも、そんな様子とは違って、とっても人懐こいのがわさお君。
近寄ってくるわさおの頭を撫でてやった途端、
「手だけはだしたらいかん!」と一喝されました。
軽トラックの運転席から、こちらをキッと見つめるわさおのお母さんでした。
でも、よくみると、とても優しそうな肝っ玉母さん、という感じ。
「秋田から来たのか」
「いや、東京からです」
「ほお・・・・」
「わさお君に、どうしても会いたくて来ました」
と、挨拶している間も、わさおはうろうろ歩き回ったり、座り込んだり。
何枚か写真を撮って礼を言うと、何事もなかったかのように親子(?)は
散歩を再開しました。
わさおをこの世に広く紹介したのは
「メレンゲが腐るほど恋したい」というブログです。
このブログの作者は、実が、イカのカーテンを見たくて鯵ヶ沢まで来たそうですが、
そこで出会ったのが菊谷商店のお母さんと一緒にいた白い変な秋田犬でした。
なぜ、この秋田犬が「メレンゲ」の目に留まったのか、ずっと考えていました。
その理由が、思っていた通りのものだった。
つまり、
鯵ヶ沢、津軽の荒涼とした風景とその中で逞しく、明るく生きる人々の醸し出す風土が
わさおの姿を妖精のように浮かび上がらせた。そんなことを確信した次第です。
こんな風土のなかから生まれ出るべき妖精が、実は四国の右下にも隠れているのではないでしょうか。
先月、牟岐の出羽島をちょっとだけ訪れたのですが、
先月、牟岐の出羽島をちょっとだけ訪れたのですが、
この離島の路地や空き地で、ペルシャ猫やシャム猫の血が、明らかに混ざった猫たちを発見しました。
ひょっとして、出羽島は妖精の島かもしれない。そんな気がします。
次回は、出羽島の猫について書きたいと思っています。
今後とも、よろしくお願いいたします。
2 件のコメント:
出羽島はギリシャのサントリーニのようだと
感じています。
妖精すんでそうですよね~!
ようこそ!応援団長さん。
外から見た「四国の右下」。
どんな風に感じていただけるのか、
今から楽しみです。
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