2014年7月26日

伊島だより ⑧・弁天島


 町で出会ったおばあちゃんに、

弁天島への行き方を聞くと、困ったように、

「危ないから、行かん方がええよ。」

と言われ、ちょっと迷いましたが、

せっかくなので、行ってみました。


町から見た弁天島(陸続きです)。


しかし、行く方法は山道のみ。


こんな山道が延々と続き、


途中、道なき道をかき分けて、

それでも悪路は延々と続き、

 

 へとへとに疲れた頃、

山道がどんどん下り坂となり、

ついに下りきった私の視界に

飛び込んできたのは、この廃港。

沈没船に、ちょっと凍る。


しかし、とにかく美しい。


海へと水路が続き、


干潮時でしたが、


水路の先には、 


海!


町の水門が見える。



右を見ると、そこが弁天島。


赤い鳥居。


山の中腹に青い祠。


弁財天。ここでは漁業神信仰。


祠から東の僧渡浜を望む。
 (空也上人が上陸の地との伝)
祠から南側を望む。


 おばあちゃんの言うとおり、

弁天島への道は過酷だったけど、

来てよかったと思いました。


 しかし、1日の島めぐりで、

精も根も尽き果て、くたくたの体を抱え、

人知れず島を去りました。

さらば、伊島。


島は、どんどん遠くなり、


 船は、一路、答島へ。



 伊島芸術祭は、8月10日までです。

 皆さんも、是非、行ってみましょう。


 ただ、島めぐりは、秋にしましょう。


 長らくのご静読ありがとうございました。


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