2011年3月6日

ムシマ

昨日、阿南市橘町のスーパーをうろついていると、思わぬ出会いがあった。

約10年間探し続けていた「ムシマ」が陳列されとった。

「マムシ」でのうて「ムシマ」。

こんな、変わった風貌。





標準和名は「ミシマオコゼ」。

オコゼと名はつくが、オコゼが「カサゴ目」であるのに対し、「ムシマ」は

「スズキ目」。

全く他人(他魚?)なんである。

約10年前、橘町出身のSHIの親父の法事の時に、叔父達と話していると、

たまたま「ムシマ」が話題になった。どうも橘町辺りでは古くからなじみ深

く、ソールフード的な存在らしい。

それから気にはなっていたが、魚屋に注文して取り寄せるまでのインセンテ

ィブもおきず、どこかでバッタリ出会える事を楽しみにしていたのが、この

「ムシマ」。

2匹で240円。即、買いです。

パックに(水炊き、煮付け用)って書いてあったんで、シンプルに水煮にし

てポン酢で食うことにした。

適当にばらして、水煮に。


煮ている間に、なんやようけアク状の泡が出てくるんで一応丁寧に取り除いた。

んでもって完成。



ポン酢をかけて食す。

淡泊な白身で、嫌な臭みや生臭さは全くなし。やや味が薄いか。

特筆すべきは肉質。しっかりとした肉質でプリプリ。

こんな食感の魚初めてやないかなあ。

身離れもようないんで、魚食べるん下手な人はかなり食べづらいかも。

見た目に寄らず、美味いッスよ「ムシマ」。

食べた後で、㈱橘水産鮮魚市場のHP見たら、頭だけを食うのが「四国の右下」

流の食い方らしい。

頭の他は捨ててしまうとまで書いてある。

どないして食うんだろう。

ほういやオジも「ムシマの頭すばくって(「しゃぶる」ことね)、すばくってし

て、ほんで・・・・・」

て言いよったような気が。

奥深いねえ「ムシマ」

いつか、「四国の右下」流の食い方で食ってみたいもんです。


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