2009年12月14日

new board

新しいサーフボードができてくるたびに、

ドキドキする。

それは幾つになっても同じ。

これから何ヶ月か、

まさに自分の身体の一部になってくれる。




サーフボードには、カラーオーダーはしない。

ウレタンフォームの表面が透けてみえるクリアが、

一番、サーフボードの美しい曲線を際立たせるから。





三次元の曲線と曲線がなめらかにつながっている。

優秀なシェイパーの削りだすボードは、

単なる道具を通り越して、

美しい工芸品だと思う。


それに乗るサーファーのこと、

そのサーファーが乗る波のこと。

この二つを熟知し、

そのサーファーが、

その波に、

描くマニューバーラインを、

想像しながらボードを削りだす。


そういう優秀なシェイパーが、

ここ四国の右下には、

大勢いる。



2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

先週の土曜日、快晴の箱根、芦ノ湖スカイラインの展望台で、真っ白な富士山の偉容にも、眼下に広がる三島の町から駿河湾への雄大な風景にも目をやらず、一心に愛車ハーレーダビッドソンへ向かってシャッターを切る若者がいました。このコメントを読んで、すぐに彼のことが思い出されました。

surfrider さんのコメント...

古くなったボードは、ピカピカに磨いて削ってくれたシェイパーに返します。
今まで守ってくれてありがとう。
少し感傷的になる瞬間です。