ドキドキする。
それは幾つになっても同じ。
これから何ヶ月か、
まさに自分の身体の一部になってくれる。
サーフボードには、カラーオーダーはしない。
ウレタンフォームの表面が透けてみえるクリアが、
一番、サーフボードの美しい曲線を際立たせるから。
優秀なシェイパーの削りだすボードは、
単なる道具を通り越して、
美しい工芸品だと思う。
それに乗るサーファーのこと、
そのサーファーが乗る波のこと。
この二つを熟知し、
そのサーファーが、
その波に、
描くマニューバーラインを、
想像しながらボードを削りだす。
そういう優秀なシェイパーが、
ここ四国の右下には、
大勢いる。
2 件のコメント:
先週の土曜日、快晴の箱根、芦ノ湖スカイラインの展望台で、真っ白な富士山の偉容にも、眼下に広がる三島の町から駿河湾への雄大な風景にも目をやらず、一心に愛車ハーレーダビッドソンへ向かってシャッターを切る若者がいました。このコメントを読んで、すぐに彼のことが思い出されました。
古くなったボードは、ピカピカに磨いて削ってくれたシェイパーに返します。
今まで守ってくれてありがとう。
少し感傷的になる瞬間です。
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