2011年4月10日

春の海

 んで、雨がやんだんで田植えにかかる。



 田植機を操縦しながら周りを見渡すと、浜の方に沢山の車。

 耳を澄ますと、カエルやウグイスの鳴き声に混じってかすかに波の音。

 前線通過後の波を楽しみにサーファーが来ているようだ。

 親戚のおっちゃんととおばちゃんが手伝いに来てくれ、田植えは昼過ぎには終了。

 やや遅い昼食をとっていると、姉貴と甥っ子達がやってきた。

 波もおさまってきたようなんで、甥っ子達を潮干狩りに連れて行くことにした。

 ガキの頃、ようアサリを掘りに行ったところへ行ってみるが、いーっこもおりません。

 ほんまにアサリっておらんようになったね。

 Shiがガキの頃は大きなバケツにいっぱいとれたもんやし、よそからも手軽な

レジャーとして、ようけ人が来よったのにな。

 すぐに戦意喪失して、水の中にをザブザブ歩き回っていると、


 へっへっへ、見つけました。





こいつ、タイラギです。



こんなデカイ貝です。

こいつ、とんがった方を下にして、大根のように海底にほぼ全体つき刺さっ

とんです。

引き抜くんはちょっと力がいります。

獲物がなく退屈気味の甥に見せると、熱心に探し出した。

そして、すぐに2匹見つけた。

本日は3個で終了。

甥はこんなもんまでみつけた。



タイワンガザミ。


なかなかええ眼もっとるの。

別の浜に行った、おっちゃんらの様子を見に行くと、磯もんやワカメなど

の収穫があったようだ。

甥っ子らは、すぐに波打ち際までいってワカメをひらいだす。



元気なやっちゃ。

タイラギをさばいて、貝柱とひもを取り出す。



さーてどないして食おか。

水まだ冷たい春の海での1日でした。


 
















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2 件のコメント:

和三郎 さんのコメント...

国産のアサリは、ほんとうにいなくなってしまった。
ほとんど絶滅危惧種!
売られている浅蜊の国産ものもは、稚貝放流して大きくしたもの。
魚や海藻の減少の原因も含めて水温の上昇に求める人が多いのですが、
最大の原因は、林業の衰退です。
間伐されない山は木がつんで日が入らないので、下草が生えない。
そうすると山は、栄養のある水を川に提供できない。
保水力もないので、降った雨をためておく自然のダムの機能も無くなっている。
川の水量も減っている。
山に食べ物がないので、鹿や猿や猪が出てきて畑を荒らす。
林業の復興こそが、漁業や農業にもいい結果をもたらすはずです。
Co2も削減して、新しい就職先も生む。

shi さんのコメント...

必死に掘って探しても小指の先程のんが数個獲れるかどうかです。
自分が子供の頃に遊んだ豊かな海や山、川。
アサリだけでなく、色んなものが少しずつ変化していっているのでしょうね。
今の、そして将来の子供達も、私達と同じように遊べるよう、私達も考えていかんといけませんね。