四国の右下でサンタといえば、サンタクロースでなくこいつ。
って釣り師だけかもですが・・・。
標準和名ニザダイ。尾ばちんのつけねに3つのしまがあるんで、「サンノジ」。
「サンタ」「サンコウ」「サン」と省略される。
こいつ、釣り師には著しく人気がない。
理由は簡単、臭あて、不味いとされとるけん。
実際、生きとるサンタを臭うだけで既に臭い。
パワフルな魚で、針にかかると、竿先を叩く独特な引きで走り回る。
それでも、釣り師に人気がない。
ブラックバスのように食うこととは無関係でも人気がある魚はおるのに。
サンタは人気がないんである。
んで、このサンタ、高知県東洋町の甲浦の磯にようけおる。
甲浦に来てサンタが1匹も釣れなんだことはありません。
この間もツレとエボシという磯で嫌っちゅうぐらいサンタを釣りました。
即リリース。ツレの足下に放り込んでやりました。
一説には、きちんと処理をして料理したら結構いけるとのこと。
釣り上げたすぐに、ナイフでしめて血を抜き、内臓を傷つけんように取り除く。
これをせんと致命的らしい。
磯の上で、ほこまでしてまで持ち帰りたいと思わんので海にお帰り頂く。
本命が釣れんときでも、針にかかってハラハラ、ドキドキ楽しませてくれるサンタ。
なんか愛嬌があって、親近感がわくんよね。
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2 件のコメント:
見た目は美味そうな魚なのに・・・・美しいけど味わいがない人間や街はよく見ますが、魚にもそういうのがいるのですね。やっぱり四国の右下は、面白い!
人気はないんですが、地方名が多いんはなじみ深い存在なんかなと思ってます。サンタはガキの時に食ってからもう30年ぐらい食ってません。美味い不味いは魚でなしに人がわの責任。いつか人に「サンタって美味いなあ」と唸らせる料理を作ってみたいですね。
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