昨日、阿南市橘町のスーパーをうろついていると、思わぬ出会いがあった。
約10年間探し続けていた「ムシマ」が陳列されとった。
「マムシ」でのうて「ムシマ」。
こんな、変わった風貌。
標準和名は「ミシマオコゼ」。
オコゼと名はつくが、オコゼが「カサゴ目」であるのに対し、「ムシマ」は
「スズキ目」。
全く他人(他魚?)なんである。
約10年前、橘町出身のSHIの親父の法事の時に、叔父達と話していると、
たまたま「ムシマ」が話題になった。どうも橘町辺りでは古くからなじみ深
く、ソールフード的な存在らしい。
それから気にはなっていたが、魚屋に注文して取り寄せるまでのインセンテ
ィブもおきず、どこかでバッタリ出会える事を楽しみにしていたのが、この
「ムシマ」。
2匹で240円。即、買いです。
パックに(水炊き、煮付け用)って書いてあったんで、シンプルに水煮にし
てポン酢で食うことにした。
適当にばらして、水煮に。
煮ている間に、なんやようけアク状の泡が出てくるんで一応丁寧に取り除いた。
んでもって完成。
ポン酢をかけて食す。
淡泊な白身で、嫌な臭みや生臭さは全くなし。やや味が薄いか。
特筆すべきは肉質。しっかりとした肉質でプリプリ。
こんな食感の魚初めてやないかなあ。
身離れもようないんで、魚食べるん下手な人はかなり食べづらいかも。
見た目に寄らず、美味いッスよ「ムシマ」。
食べた後で、㈱橘水産鮮魚市場のHP見たら、頭だけを食うのが「四国の右下」
流の食い方らしい。
頭の他は捨ててしまうとまで書いてある。
どないして食うんだろう。
ほういやオジも「ムシマの頭すばくって(「しゃぶる」ことね)、すばくってし
て、ほんで・・・・・」
て言いよったような気が。
奥深いねえ「ムシマ」
いつか、「四国の右下」流の食い方で食ってみたいもんです。
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