2010年1月21日

龍馬伝

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の放送開始に刺激を受け、

司馬遼太郎の「龍馬がゆく」を読んでみました。


 恥ずかしながら、歴史小説なるものを読むのは初めてで、

「 歴史小説 = 血湧き肉躍るドラマチック活劇 」だと思っていましたが、

実際は、史実に基づいて、しごく淡々と物語は進んでいきました。


 そして、その淡泊さゆえに、まるで歴史の一幕に居合わせたような、

新鮮な感動を、十二分に味わうことができました。


 ただ、きら星のごとき土佐の巨人たちの活躍にワクワクしながらも、

「阿波」の影の薄さに寂しい思いをし、高知県に軽い嫉妬を覚えました。


 何はともあれ、

 「四国の右下」は、これから幕が上がるんでしょうね。



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